2007年07月31日

「成長を実感に」とは誰も感じなかったぞ

7edd9902.
左のお二人は威勢だけ良く、中身はカラッポのところが相似形ではないかな。
横前方を見上げピンスポットを煽りで飛ばし顔の半分に陰影を付け、偉そうに見えるこの構図は、ゲッペルスがナチのプロパガンダ手法として開発したものだ。
安倍の写真の方は、おそらく趣味の悪い世耕"とっちゃん坊やゲッペルス"広報担当が考えたものだろう。
俺も写真は偉そうに見えるようにしていつも撮ろうかな。えへん。

今回の参議院選挙の敗戦記者会見ではアップになった時はいつもの威勢の良いのはどこへやら。どう見ても涙目でしたがね。お坊ちゃまの気品を感じるウルウル状態。
映像が真実を語り、本当のことを隠せないところがテレビの怖いところ。
結局、安倍政権になってから国民は「成長を実感に」とまったく感じなかったということでした。

まったく、自民党はだめになりました。今回「裸の王様」安倍首相を誰一人やめさせることができません。野中元幹事長や後藤田さんのような首相に直言できる番頭さんのうるさ型がまったくいなくなりました。
派閥のタガが緩みっぱなしです。腰抜け野郎の集団に成り下がってしまいました。
思い浮かぶフレーズ。ゆるい、箍(たが)が緩む、萎えた、劣化、液状化、脳死状態、脳軟化症。何も考えない、頭がこわれた。どうしちゃったの!状態。一過性の深く思考しない志向。
これが現在の自民党と経団連を筆頭とする権力、エスタブリッシュメントの現状だ。
「改革を前進させるため停滞することはできない」から参議院選挙で国民からNOの選択を受け歴史的大敗(頽廃?)しても首相を辞めなくていいという変な論理。
CANONの御手洗会長を筆頭とした脳軟化症経団連。真の改革とは大企業CANONのような不正派遣社員問題は棚に上げ、コムスンのような不正をする会社を経団連会員にすることではなく、現政権に対していやがることでも直言していくことだ。

現内閣もアジア諸国(特に、弱小国北朝鮮)に対しては威勢は良いが、米国に対しては卑屈でひ弱でまったく何も言えない状態だ。
ただただ参議院選挙でやっていることは、北朝鮮問題を中山拉致問題担当を自民党候補として利用するたちの悪さ。教育問題審議会のヤンキー先生も自民党候補として利用するという小賢しいワザを使った。

カレーライスを食べるとすぐ下痢する安倍「ひ弱で張り子の虎」首相。これでは大国になってきたインドにもあぶなくて表敬訪問できない。
ありもしなかった「戦中は良かったね」のノスタルジー教育勅語幻想を持ち、戦後レジームからの脱却と称して改革を主張するが、そんなことは真っ赤な偽りだ。安倍首相は戦後の方が戦中よりよくなっていることをまったく認めたくないようだ。岸おじいちゃんの満州傀儡帝国のように日本をしたいのが彼の夢なのだ。

中国北京で昼に中華料理を食べ、炎天下2時間ぐらい外にいるだけでフラフラで体調不良になり下痢をしてしまい、血税を使いホテルを変え飛行機をキャンセルして帰国した赤城「ばんそうこうお坊ちゃま」農林水産大臣。

いつも漫画だけで小説やノンフィクションなど一冊も読まないのを自慢し、人の痛みを考えずアルツハーマーなどの差別発言をする。育ちは良いが口がきわめて悪く、このごろは田中角栄よりダミ声になり口が曲がり始めた麻生「口曲がりっぱなし」外務大臣。同じJC(青年会議所)OBとして恥ずかしい。
JC会頭直前の次期、複数いた女性問題では自分で直接には関係を切れず、縁切りを母親に頼んだといううわさがあるネゴシエーションがへたな外務大臣で日本は本当に大丈夫なのだろうか。

久間「しょうがない」大臣の後任で、五回も政党を次々に変え、おじさま達を籠絡しのし上がっただけの小池「色目使いアッパー志向」防衛大臣。色目とアラビア語以外には何もないため、核についての米国に対する発言は官僚が書いた原稿を読み上げるだけのノーなし大臣。

赤坂元クラブの愛人のおばさんの家賃を肩代わりし、NPO法人の役職員就いていることを内閣府に報告していなかった「大臣規範違反」、富山の実家の建物が登記せずに「不動産登記法違反」をするが、離婚した女性達に「貞操義務や性道徳を考えなければいけない」と発言。人に厳しく自分(愛人)にはやさしい長勢「とんでも貞操」法務大臣。

弟夫婦を格安な家賃の衆議院議員会館に不正入居させている、松下政経塾出身の右巻き高市「こわもて」内閣府特命担当大臣。

沖縄大学院大の工事受注企業からの不正献金や独立行政法人沖縄科学技術研究基盤整備機構に対し国家予算獲得に関する情報提供をしていたこと。長女を通訳として外国訪問するときに同行させている公費支出問題の尾身「娘溺愛」財務大臣。

女性は生むための機械発言をしてしれっとし、親方日の丸とは戦後60数年政権に付いている自民党と厚生省からの出向官僚なのに、社会保険庁問題で悪いのは親方日の丸の労働組合だというトンチンカンなことを発言。女性は生むための機械などといっているうちに顔がつぶすとクッサイ昆虫になってしまった柳澤「カメムシ」 厚生労働大臣。

松岡大臣から発した事務所経理問題が、官房長官まで及んでもシレッとしてしらを切る塩崎「お坊ちゃま高ビー」官房長官。

まったく、この内閣はどうしてしまったのでしょうね。
これからも改革は必要だが、大企業、勝ち組、強者、都市の論理だけでなく、中小企業、負け組、弱者、地方にセーフティネットを張って、こぼれ落ちる人たちを守ることを考える政権でなくては。
「裸の王様」ならぬ「裸のお坊ちゃま」2世議員では庶民の論理が理解できないのでしょう。
今の日本は国家による国民へのオレオレ詐欺状態だということが結論。

s_pan at 12:30│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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