2006年05月09日

やっぱりスゴイぞ。康夫ちゃん

6149e6e7.jpg常々私が思っていたことを、あの田中康夫ちゃんがネットに理路整然と「マニュアル野郎はポカミスだらけ」というテーマで書き込みをしていた。
ここで紹介しよう。(抜粋)
「物理学者で哲学者でもあったマイケル・ポランニーは、全ての生産的知識の根底には言語化されない知識がある、と唱えました。閾値を的確に認知する。これが暗黙知です。「智性・勘性・温性」と僕が十数年前から形容する"考える葦"としての勘所です。

 無論、科学的な教育を受けねば、知識は形成されず、新たな科学的発見にも至りません。が、同時に、科学的発見を得るには、座学での知識に留まらず、経験を積む中で、研ぎ澄まされた勘所が養われているかどうか、が肝なのです。
ビジネススクールの勝者ばかりが跳梁跋扈する社会では、様々な「過誤」の続出は防ぎ得ないのではないか、との懸念です。」

「普通では考えられないポカミスが、世界に冠たる日本のモノ作り産業の現場で頻繁に発生しています。頭でっかちな優等生には、物事を察知したり想像したり、その上で如何に対処すべきかを瞬時に掴み取る勘性が稀薄なのです。

 マニュアル通りに仕事を行いさえすれば事足れり、なのではなく、五官を駆使して微妙な変化を嗅ぎ取る力。JR西日本の列車事故から奇しくも丸1年が経過した日に発生したJR東日本の線路隆起も、そうした勘性の欠落が原因です。」

上記について田中康夫の詳しい書き込みについてはこちら

田中康夫はTVなどで見ると軽薄な感じで、おねーちゃん好きだけの知事の印象が強いと思うが、実は彼は筋金入りの硬派なのです。
神戸の震災の時のスーパーカブでのボランティア活動などすごかった。
この人を尊敬しています。私は...。デブなのに女に持てるしな〜。

私も常々ブログへ木っ端役人の高級官僚についての批判書き込みをしているが、上記に田中康夫が書いたような事柄が官僚にはまったくわかっていない。
物事を察知したり想像したり、その上で如何に対処すべきかを瞬時に掴み取る勘性が稀薄なのです。そのために米軍再編費用、共謀罪、駐車違反取り締まり法、PSE電気用品安全法、耐震建築の民間検査機関への移行問題などピントの狂った法案を出すのです。

《勘違いバカ役人と信越放送(SBC)》
それにつけても長野県の知事選対抗の「勘違いバカ役人」総務省の務台俊介課長とは違います。この人信越放送(SBC)の提灯偏向報道(憲法記念日の5月3日、午後7時の定時ニュースで3分弱にわたって事前PR)にのって勘違いをしています。まさに、ピエロ。この男と信越放送(SBC)はそれこそ勘性が欠落しています。

まあ、信越放送は小坂財閥の自民党で文部科学大臣小坂 憲次のオーナー会社なので、女にもて、キザで、インテリゲンチャにしてディレッタントの田中康夫をうらやましく、公共事業の談合問題などで長野県議会と一緒にうとましく思い、どうしても追い落としたいのでしょう。

しかしこのごろ、この手の提灯TV報道が多すぎる。TVからジャーナリスト精神がなくなって、ただのマルチメディア従事者になってしまった。これでは、今マスコミが批判し出した元ライブドアのバカ社長とTV関係者、高級官僚とは同じだよ。何も考えない思考能力停止のバカ(Bozo)になってしまった。




s_pan at 11:21│Comments(1)TrackBack(0)clip!

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by アナログ坂本   2006年05月25日 10:34
ご無沙汰しています。「アナログだなあ」と呆れられた私も、友人の勧めでmixi始めました。そしてこのブログにたどり着くことできました。シライシパンのコミュニティーの3人目の会員になりました(笑)。楽しみです。オフ会あるんでしょうか(笑)

このブログ、(専務の声で)読ませていただきましたよん。久々スカッとしました。マスコミとは一体なんなのでしょうね。近頃、テレビに向って「なんなんだ〜〜!」と声に出して言うようになってしまって・・

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔