2006年05月03日

MilesのLP20+1枚限定BOXセット。やっぱりマイルす。\(^_^)/

0ee8ad97.JPG昨年末に予約していたCBS SONYの通信販売限定商品、MilesのLP20+1枚限定BOXセットが3月末に無事到着した。このLPはMilesフリークにはたまらない企画だった。
●LP重両盤180g。
●おまけに1枚「ベスト・オブ・オルタネイト・テイクス」という別テイク集。
 CD化された際にボーナス・トラックとして追加された未発表演奏、別テイクを集めた。
●最新マスター使用。
●過去モノーラルでのみ発売されていて、その後にステレオ・マスターが発見されたアルバムはステレオ。
●本来モノーラル録音にもかかわらず、疑似ステレオで発売されていたLPはオリジナルであるモノーラルで。
具体的には、「マイルス・アヘッド」と「マイルストーンズ」は完全ステレオ盤、「1958マイルス」は世界初の完全ステレオ盤。
これだけ能書きを言われて、買わずにはいられない。但し、販売金額がSONYの場合10万近く。当家の当主であられるカミサンの許しを得て、Sonyサイトより新星堂が8万5千円くらいと安い新星堂に注文した。

届いた時は、もう、えへへへへ状態でしたヽ(*°ω°)ノ。もう、マイルす〜。

添付してきたバイオグラフィー兼ライナーノーツも監修が小川隆夫のため、かなりレベルが高い水準。ただし、CBS Sonyの天敵にしてサイコロ本「マイルスを聴け」で有名なMiles評論家中山康樹はなし、という状態で画竜点睛を欠くのが残念。

Milesと言えば中山康樹、パソコンといえばAppleのMacintosh、パン屋といえばシライシパンです。これ、私の三種の神器です。

これで、死ぬまで良い音質のLPで前期Milesが聴ける。一生ものです。
なお、私の方針として「マイルス・イン・ザ・スカイ」「イン・ア・サイレント・ウェイ」あたり以降はエレクトリック音楽になってきたのでCDでもOKです。ロリンズ、コルトレーンがいた前期Miles、トニー・ウィリアムスがいた中期Miles、エレクトリックの後期Miles全部が好きなのが正当派Milesファンです。
Milesはピカソと同じく、時代により演奏スタイルを変化させるのが彼の生き方であり、神髄です。

くれぐれもアコースティク、フォー・ビートJAZZに固執することなく万遍なくカウント・ベイシー、デューク・エリントのような時代を超えたJAZZ、エレクトリック、フュージョンも含めた多様でハートのあるバンドマン精神を持ったミュージシャンのJAZZ演奏を聴きましょう。
そうでないと、ソウルというかハートもなく、変なスタイルとしてのJAZZと高価なオーディオ・ケーブル好きなお金持ち評論家寺島靖国みたいになってしまいます。


s_pan at 10:53│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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